入居者同士のもめごとに、大家が入る義務はあるのか|生活音を取り締まる法律は1本もありません
隣の部屋の生活音を規制する法律はありません。騒音規制法の対象は工場と建設作業と自動車だけです。大家が使える契約上の根拠と、当事者にならない線引きを条文で整理しました。
礼金と更新料は、入金した年の収入とは限りません|大家が読む所得税基本通達36-6と36-7
礼金と更新料が収入になる年は、入金された年ではなく契約の効力が生じた日の年です。家賃とは別の通達で決まっており、敷金はさらに3つに分かれます。条文で整理しました。
埼玉の地価は5年連続で上がっても、63市町村のうち21は下落|9月16日公表の地価調査を大家が読む順番
9月16日に個別地点が公開された地価調査の読み方。県平均の裏で21市町村は下落し、さいたま市内でも区で2.6倍の開きがあります。更地とみなした価格である点も整理しました。
アパートに害虫駆除の義務を課した法律はありません|条文に「共同住宅」と書いてあるのに政令が拾っていないからです
虫が出ると言われても、大家に駆除を義務づけた法律はありません。建築物衛生法は条文に「共同住宅等」と書きながら、政令がそれを拾っていないためです。使える条文を並べました。
「エアコンの効きが悪い」と言われたら、家賃は請求を待たずに下がります|2020年4月に変わった民法611条
エアコンが効かないと連絡が来たとき、家賃の減額は入居者の請求を待ちません。2020年4月の民法611条の改正で「減額される」に変わりました。切り分けの順番を並べます。
「立ち退いてほしい」と思った大家が踏んではいけない4本の線|鍵を替えると刑は窃盗と同じ10年です
立ち退いてほしいと思っても、鍵の交換は刑法235条の2の不動産侵奪罪で10年以下の拘禁刑です。貼り紙も軽犯罪法1条33号。大家に残る手続きを条文で並べました。
火災報知器が鳴ったと連絡が来たとき、大家に罰則があるのは通報ではありません|消防法が置いた3つの立場
火災報知器が鳴ったと入居者から連絡が来たとき、大家が消防法で置かれるのは消火・回答・退去の3つの立場です。罰則が付いているのは通報ではなく、現場での情報提供と退去命令のほうでした。
台風でアパートが壊れても、大家に出る公的なお金はありません|制度は住んでいる人に付いています
被災者生活再建支援金も災害救助法の応急修理も、条文は住んでいる世帯に向けて書かれています。台風や大雨のあとに大家が知っておくべきは、自分が直さないときに何が起きるかです。
家賃の値上げは、いきなり訴訟にできません|大家が読む調停前置と、更新に結びつけない伝え方
借地借家法32条の増額請求は更新の時期と関係がなく、まとまらないときは民事調停法24条の2で調停が先に来ます。更新に結びつけると正当事由の話に入る理由も条文で整理しました。
後見人から解約通知が来ても、大家はまだ部屋を戻せません|入居者が入院・施設入所になったとき
成年後見人からの解約通知だけでは賃貸借は終わりません。民法859条の3は居住用建物の賃貸借の解除に家庭裁判所の許可を求めています。大家が確かめる順番を条文で整理しました。










